葬儀のまめ知識
服装のマナー
■一般参列者は、略礼服を着用することが多いですが、黒・濃紺等の地味な服装であればかまいません。
■職場から出向く場合は、男性は白いワイシャツにネクタイ、靴下を黒系に変えます。また、女性はアクセサリーをはずし(真珠の一連のネックレスは可)、お化粧も派手にならないよう気を付けましょう。
■職場から出向く場合は、男性は白いワイシャツにネクタイ、靴下を黒系に変えます。また、女性はアクセサリーをはずし(真珠の一連のネックレスは可)、お化粧も派手にならないよう気を付けましょう。
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男性の略礼服例
■スーツ
(黒・濃紺・濃いグレー)
■ワイシャツ(白)
■ネクタイ(黒)
■靴下(黒)
■靴(黒) -
女性の略礼服例
■無地のワンピースまたは
ツーピース(黒)
■ストッキング(黒)
■靴(黒)
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子どもの喪服例/学生
■学生は制服がある場合、
第一礼服となります。 -
子どもの喪服例/幼児
■紺またはグレーのブレザーやワンピース
白のシャツやブラウス
黒の靴下と黒の靴
■赤ちゃんは白を基調としたベビー服
焼香の作法
■焼香の回数は、宗派により1回、2回、3回といろいろな考え方がありますが、いずれにせよ回数にこだわる必要はなく、1回であっても心を込めて焼香することが大切です。
1. 順番がきたらご遺族に一礼
2. 祭壇に向かって一礼
3. 香炉に香を手向ける
4. 合掌し、ご遺族に一礼し自席にもどる
2. 祭壇に向かって一礼
3. 香炉に香を手向ける
4. 合掌し、ご遺族に一礼し自席にもどる
■宗派ごとの焼香回数
浄土宗 | 特に定めがない |
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浄土真宗(東) | 香を額にいただかず2回 |
浄土真宗(西) | 香を額にいただかず1回 |
曹洞宗 | 2回 |
臨済宗 | 1回 |
天台宗 | 1回または3回 |
真言宗 | 3回 |
真言宗 | 1回または3回 |
※ご遺族またはご自身、いずれの宗派の作法に合わせても結構です。
寺院・宗派により異なる場合があります。
寺院・宗派により異なる場合があります。
数珠の持ち方
■正式なものは、珠が108個で、珠を1個1個繰る事によって108の煩悩を絶つと言う意味があります。一般的には、珠の数が、54個、36個、27個のものが主です。数珠のかけ方は、宗派によって若干の違いがありますので、お寺様に確認しておくと良いでしょう。
〈浄土真宗本願寺派〉 |
〈真宗大谷派〉 |
〈日蓮宗〉 |
〈天台宗〉 |
〈真言宗・曹洞宗〉 |
〈浄土宗〉 |
〈日蓮宗〉
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玉串の作法(神式)
■玉串案(玉串を供える台)に玉串を供えるときは、根もとを祭壇側に向けて供えます。
1. 玉串の根もとを右手で上から包むように持ち、左手で枝の葉を支えるように持つ。 | 2. 玉串案(玉串を乗せる台)の前に進み一礼。 | 3. 一歩前に出る。 |
4. 葉の先が前を向くように、玉串の向きを変える 左右の手を持ちかえて、根もとが前を向くように時計回りに回します。 |
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■玉串を供えてから、「二礼二拍手一礼」といって、2回拝礼してから、拍手を音をたてないように(しのび手)2度して、再び一回拝礼します。
5. 玉串案(玉串を供える台)に供え、二回拝礼する。 |
6. 正面を向いたまま一歩下がり、二礼二拍手一礼する。 |
献花の作法(キリスト教式、無宗教式等)
■献花台に花を供えるときは、根もとを祭壇側に、花を手前に向けて供えます。
1. 花が自分から見て右を向くように持つ。 |
2. 花を持ったまま一礼。 |
3. 花が手前になるように霊前に供える。 |
4. 三歩下がって手を組んで礼拝する。信者は献花の後に十字を切ります。 信者でない人は、指を組み合わせて黙祷するか、一礼します。 |
5. 聖職者、遺族に一礼し戻る。 |
通夜振る舞いをすすめられたら
■通夜振る舞いをすすめられたら、ひと口でも箸をつけるのが礼儀です。
ただしお酒はほどほどにし、長居は避けます。
ただしお酒はほどほどにし、長居は避けます。
年賀欠礼状を受け取ったら
■年賀欠礼状を受け取ったら、こちらから年賀状を送らないのが一般的となっています。
■年賀状にかわり、時候の挨拶を兼ねてお悔やみや励ましの気持ちを伝えるのがよいでしょう。
■もし相手が喪中であることを知らないで年賀状を送ってしまったら、気がついた時にお悔やみを伝えましょう。
■年賀状にかわり、時候の挨拶を兼ねてお悔やみや励ましの気持ちを伝えるのがよいでしょう。
■もし相手が喪中であることを知らないで年賀状を送ってしまったら、気がついた時にお悔やみを伝えましょう。