大切な我が家に、もう一度。 参列者ご家族・ご親族、友人、勤務先関係 100名 式場落合斎場 形式仏式 一般葬 花のアーチの下で 闘病生活が長く、入院後一度もご自宅に帰れないまま旅立たれた方がいらっしゃいました。 「1日でも家に帰してあげたかったんですが、自宅に安置するのは難しいし・・・仕方がないですね」 当会の霊安室にご安置すると決めた後、無理に納得しようとしているような表情でつぶやいたご遺族様の姿に、私たちは何か力になることが出来ないかと考え、一つの提案をいたしました。 当日に式場へと移動する際、ご自宅お庭に停車し、30分という限られた時間ではありましたが、故人様やご家族様にそこでお過ごしいただいたのです。 生前、お孫様を喜ばせたいとアーチ状に育てた花々の下、長時間の移動が難しい等の理由で参列を辞退されていたご近所の皆様にも、お顔を見ていただくことが出来ました。 ご遺族の皆様も、ご自宅という大切な場所で故人様のお顔を見ることは、霊安室や式場でのお別れとはまた違う想いが浮かんだご様子で、とても喜んでいただけました。 「故人も喜んでいると思います。今日も良い天気で、晴れ男だったということを思い出しました。本当にありがとう」 改めて、皆様のお心に沿うことの大切さを感じた瞬間でした。 その他の葬儀エピソードを読む