葬儀のご相談は社会福祉法人 東京福祉会

葬儀エピソード

思い出の夏の味

参列者
ご家族・ご親族、友人、ご家族関係先 100名
形式
仏式 一般葬

「何かしてあげたい」という、温かな想い

ご納棺の際には、お花の他、生前大切にしていた品やお好きだった食べ物等もお納めすることが出来ます。

あるご喪家様にそのことをご説明すると、「父は珈琲が好きでかなりこだわっていたから、それを入れてあげたい」という話になり、生前愛飲していた珈琲豆を納めるとともに、最後にお口に含ませてさしあげることになりました。
けれど、打ち合わせに同席していたお孫様が、納得していないような表情をされていたのでお伺いすると、「スイカも好きだったんだけど、"入れられないもの"のリストに入ってるから…」とのこと。
確かに、水分の多い果物は納めることができないのですが、打ち合わせが終わった後も、この言葉が忘れられませんでした。

そこでせめてもと思い、折り紙でスイカをつくり、もしよければこれを御祖母様にさしあげてくださいと申し上げました。お孫様はとても喜んでくださり、それだけでなく「自分でも作ってあげたい」と、告別式当日には色とりどりの折り紙で作られたスイカを持参され、おばあ様にさしあげていました。

ささやかではありますが、「何かしてあげたい」というお気持ちにお応えできたのではないかと思っています。

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