故人から最後のお願い 参列者ご親族10名 式場ホール多摩国立(直営) 形式無宗教 家族葬 お別れの挨拶へと導いた「道路(みち)」 「式場から火葬場まで行く途中に自分たちと同じ苗字のついた道路があります。 不思議と“縁”を感じるので、通っていただくことはできないでしょうか?」 打合せで故人の妹様よりご依頼をされました。 火葬場までの道のりとしては少し遠回りになるけれども、妹様の切実な気持ちに応えて 差し上げようと、その道を通る約束をしました。 葬儀当日、他のご親族にはそのことを知らせず、火葬場に向かってバスは走り出しました。 その『道路(みち)』に入ったところで、「自分たちと同じ苗字のついている道だ!」と 1人のご親族が気づかれました。と同時に車中はざわつき、歓声や拍手が湧き起こるといった、 その予想外な反応に同乗されていた妹様も少し驚かれていたそうです。 それは、妹様自身のお気持ちではなく、亡くなられたお姉様の想いに導かれてしたこと。 この『道路(みち)』を通じて、ご親族にお別れをしていたのではないかと感じ取ったそうです。 葬儀終了後、妹様より感謝のお言葉を頂きました。 故人の気持ちをご遺族に届けることができ、少しはお役に立てたかと思うと 担当者も嬉しい気持ちになりました。 その他の葬儀エピソードを読む