折り鶴に想いを込めて 参列者ご家族・ご親族10名 式場江古田斎場(直営) 形式無宗教 一日葬 愛情伝えたお見送り 生前、花のアレルギーで、特に香りが苦手だったお母様のために、ご長女様は最後のお別れでお棺に納める花に代わるものはないかと悩まれていました。 手作りしたものが良いかと思い、折り紙を提案させていただいたところ、ご長女様はじめご家族、ご親族様に良いアイデアだと喜んでいただけました。 鶴は細かい作業のため少し大変そうでしたが、時間をかけて丁寧に折っていただきました。 作業をされている間、「お花はなかったけれども、几帳面な人だったから、庭の芝生は綺麗に手入れをしていたわね。」「手先もとても器用で、子供のころ折り紙で鶴や動物を折ってくれたこともあったね。」など思い出話に花を咲かせ、和やかな雰囲気に包まれていました。 棺の中、お母様の身体を覆っている白い掛け布団の上に、色とりどりの折り鶴をご長女様、ご家族ご親族様で納めていただきました。 ご長女様は涙しながらも穏やかな表情で「お花以上に綺麗で、華やかに送ることができて良かった。」と話されていました。 ご長女様のお母様への愛情が参列されたご親族様にも伝わったような、温かい式となりました。 その他の葬儀エピソードを読む