念願だった希望を叶えてあげられて 参列者ご遺族・ご親族30名、ご一般10名 式場道灌山会館(直営) 形式仏式 花祭壇 クリスマスの街並みをイメージして 「博物館までとはいわないまでも、いつか見てもらえる特別な部屋が欲しい」 趣味でクリスマスオーナメントの収集をされていたお姉様。 毎年クリスマスの時期には、家中いっぱいに飾りつけをされていたそうです。 「姉が飾りつけをしているとき、いつも楽しそうに、子供のように目を輝かせていました。」 希望を叶えて差し上げられるならば、式場にお飾りしましょうと、妹様にお話ししました。 クリスマスはキリスト教のため、お寺様のお許しをいただきました。 式場の後ろ、受付の近くににテーブルを用意し、クリスマスを迎えた街並みをイメージして、 お姉様が収集された小さなツリーや松ぼっくりでできたリースなどを飾っていただきました。 ご親戚やご会葬者の方たちからは「綺麗に飾りつけされていて、センスが良いね。」特に女性の方からは「見ているだけでもクリスマスがやってくるような気がしてわくわくするわね。 お姉様も喜んでいることでしょう。」との声も聞こえてきました。 お褒めの言葉をいただき、妹様も満足そうな表情をされ、 「生前にしてあげることが出来なかったけれども、このような場所を用意していただきありがとうございます。想い出に残る式となりました。」と御礼の言葉をいただきました。 お姉様思いの妹様の気持ちを尊重し、ご供養ができたことで、ご会葬された方々も和やかな 気持ちになったのではないかと思います。 その他の葬儀エピソードを読む