気持ちと想いで深めた絆 参列者ご家族・ご親族10名 式場文京区内の寺院 形式仏式 家族葬 待ち望んでいたコンサート 大ファンだったアーティストの曲とともに旅立たれたお姉様。 妹様のお話では「2年前までは毎年各地のコンサート会場に出かけていくほど元気でした。出演するテレビ番組も欠かず録画していて、リビングには専用のコレクションの棚がありました。昨年、病に倒れてからは早く退院して、コンサートに行くことを待ち望んでいたのか、起きているときは決まってイヤホンで曲を聞いていました。」 「その願いは叶うことはなかったけれども、好きなことができたので叔母(おば)にとっては悔いのない人生だったと思います。」甥御(おいご)様が続けてお話しされました。 お二人の言葉に当会職員は、コンサートの気分を少しでも味わっていただけたらと思い、サブスクリプションサービスを利用して好きだった曲をお別れの時間にかけることができることを妹様にお伝えしました。 式当日、式場内の音響設備から流れる曲に、ご親戚の方たちは「コンサート会場にいるみたい、 臨場感があるね。」「叔母様は明るい人だったからお別れが悲しい感じにならなくて良いよね。」「この曲私も好きだな。」など和やかにお話しをされながら、お柩にお花を手向けられていました。 妹様はお気に入りの写真や歌詞カードを納められ、 「姉の待ち望んでいたことが叶えられ、満足していることと思います。 心に残る良い式にしていただき、ありがとうございます。」 感謝のお言葉をいただきました。 式を通してお姉様の想いと妹様の気持ちがひとつになり、お2人の絆がより深められたのではないかと感じました。 その他の葬儀エピソードを読む