大好きな地への想い 参列者親族1名・会葬者(ご友人)6名 形式仏式 家族葬 フラダンスの衣裳にレイを添えて ハワイが大好きでたびたび旅行されていた妹様。 現地でのフラダンスショーに魅せられ、都内のフラダンス教室にも通うようになり、 そこで出会った気の合う仲間の方たちと皆で一緒に発表会や地域のイベントで披露されていたそうです。 そんな活動的だった妹様が2年前病気になり、心身ともに次第に弱っていくのをそばで見ていた お姉様。 「この日が来ることは覚悟はしていたけれども、本当に寂しいです。」 かけがえのない妹様に先立たれたお姉様の気持ちを思い、 「明日のご葬儀にはご友人の方たちがお見えになるので、元気だった頃に近いお姿にして お会いいただきましょう。」 担当職員はご案内をし、ご納棺では一番気に入られていた衣裳をお身体の上におかけしました。 葬儀当日、ダンス教室のご友人様がお見えになり、お棺に納めたいと妹様とハワイ旅行で 撮られた写真をお持ちになられました。 当会からは衣裳に合う色のデンファレの花を用意し、ハワイアンレイを作っていただくことに しました。 お姉様、ご友人の方たちからは「本人はとても喜ぶと思います。」 「彼女の大好きだったハワイを感じながら見送ることができます。」 そして式前に皆様方で手作りされたレイをお別れの時に手向けていただきました。 「デンファレのレイもとても素敵。フラダンスの衣裳ともよく合ってるわ。」 「コロナも気にせず今頃はハワイに飛んで行っているかもね。」 ご友人様の話にお姉様は「思い残すことはあっただろうけど、良い友人の方たちにめぐり合えて、充実した人生を送ることができたと思います。」 デンファレのレイを通してお姉さまとご友人様の想いが妹様に届けられたような、そんな心温まる式となりました。 その他の葬儀エピソードを読む