ご葬儀は人生の最後を飾る大切なセレモニーです。 しかし、ご葬儀についてはよくわからない、という声を伺います。 この「葬儀のまめ知識」はもしもという時にお役立ていただけるようご用意いたしました。 特に喪主となられる方やご家族様が直面することを掲載しております。 いざという時のためにご活用ください。 事前に準備しておくこと 葬儀の知識 弔問者の心得 事前に準備しておくこと 宗旨宗派の確認 菩提寺・家紋の確認 葬儀の規模・予算 連絡先名簿作り 遺影写真の準備 式場はどこで? 葬儀についての希望 宗旨宗派の確認 葬儀は仏式・神式・キリスト教式から無宗教式などがあります。葬儀などを進行するにあたって、とても重要ですので予め調べておきましょう。 ポイント 仏式の宗派を調べる際、お仏壇等に置かれている経本・ご本尊・お位牌等から調べることができます。また、ご本家に確認するのも良いでしょう。それでも分からない場合は、ご先祖のお戒名を書き写しておきましょう。 菩提寺・家紋の確認 同じ仏式の葬儀でも宗派によってその進行や焼香の方法などは大きく変わってきます。 事前に菩提寺の確認と、家紋の確認をしておくと、葬儀の打合せ等がスムーズに進行します。また、もしもの時に必ず連絡をしますので、連絡先等も調べておくとよいでしょう。 葬儀の規模・予算 葬儀の規模及び費用は、参列者の人数によっても大きく異なってきます。予めおおよその予算は決めておくとよいでしょう。 葬儀プラン 事前相談 連絡先名簿作り 寺院・親戚・友人・勤務先・学校など、連絡もれを防ぐためにも、訃報連絡一覧表を作っておくとよいでしょう。 会葬者(参列者)の人数予測 会葬者(参列者)の人数は、年賀状や暑中見舞の枚数から予測することができます。 また、親しく交流があった方などに聞いてみるのもよいでしょう。 ポイント 葬儀の時に呼ぶ方の名簿を作る際、親戚関係の他 1. 会社関係 2. 友人関係 3. 同好会(倶楽部)関係 4. 町会関係 などの特に親しく交流があった方などを調べておくとよいでしょう。 また、本人にしかわからない友人や昔お世話になった方などもいます。生前中に家族と話し合い、会葬者リストを作成しておくのも一つの方法です。 遺影写真の準備 遺影は、葬儀だけでなく、忌明けまで後飾り祭壇にご遺骨と一緒に安置します。また、故人をしのぶため、部屋に飾るなど、後々まで人が目にすることになりますので、できるだけ鮮明で故人らしい表情の写真を選ぶとよいでしょう。 式場はどこで? 最近の住宅事情では、祭壇を設置する場所や駐車スペースに関する問題が数多くでています。 そのため自宅で葬儀を行う方よりも、葬儀専用式場で行なう方が増えています。 直営式場のご案内 東京福祉会直営の道灌山会館・江古田斎場やホール多摩国立が明瞭かつ低廉な料金でご利用いただけます。 江古田斎場 〒176-0004 東京都練馬区小竹町1-61-1 道灌山会館 〒113-0022 東京都文京区千駄木3-52-1 ホール多摩国立 〒186-0011 東京都国立市谷保892-1 ポイント 東京福祉会では、どなた様でも安心してご利用頂ける直営式場(江古田斎場・ホール多摩国立)がございます。 皆様に快くご利用いただけるよう、冷暖房を完備し、バリアフリーにも配慮した、高齢者やお体の不自由な方にもやさしい式場です。 直営式場 葬儀についての希望 最近では事前に葬儀に関する希望を伝えておき、自分の葬儀に反映される方が増えてきました。代表的な例として、好きだった花を祭壇一面に飾る美しい生花祭壇や、演出で開式前や出棺の際に好きだった曲を流したり、様々なオリジナル葬儀が注目されています。 葬儀プラン 葬儀の知識 弔辞の表書き例 葬儀の表書き 法要の表書き 司式者へのお礼の表書き スピーチと挨拶状の用例 死亡通知 書状による死亡通知 お悔みの挨拶 死亡広告 通夜の挨拶 喪主(遺族・親族代表)挨拶文例 精進落としのご挨拶 会葬礼状 弔電への礼状 お悔みの手紙 供花供物への礼状 近所の方への挨拶 忌明け挨拶状 年賀欠礼状の例 寄付をする場合の挨拶状 法要の挨拶 法要の挨拶状 服装のマナー 一般参列者は、略礼服を着用することが多いですが、黒・濃紺等の地味な服装であればかまいません。 職場から出向く場合は、男性は白いワイシャツにネクタイ、靴下を黒系に変えます。また、女性はアクセサリーをはずし(真珠の一連のネックレスは可)、お化粧も派手にならないよう気をつけましょう。 男性の略礼服例 女性の略礼服例 子どもの喪服例/学生 子どもの喪服例/幼児 焼香の作法 数珠の持ち方 玉串の作法(神式) 献花の作法(キリスト教式、無宗教式等) 通夜振る舞いをすすめられたら 年賀欠礼状を受け取ったら 葬儀の表書き 御霊前 宗派を問わず、霊前にお供えする金品の表書きに用います。 御香奠 霊前に香の代わりにお供えするお金包みに用います。 御玉串料 神式の葬儀に用います。 御花料 キリスト教の葬儀に用います。 法要の表書き 御供 仏式の法要の際、御供物料の表書きとして用います。 御仏前 葬儀後は霊から仏になるとされることから、仏式の法要に用います。 御玉串料 神式の法要の際に 用います。 献花料 キリスト教の記念法要で、花に代えて金品をお供えするときの表書きです。 司式者へのお礼の表書き 仏式 神式 キリスト式 死亡通知(1) お休みのところ、夜分申し訳ありません。 ○○の家内でございますが、 先程○○が、病院で亡くなりました。 とり急ぎ、お知らせ致します。 死亡通知(2) 病気療養中の父が今朝○時に死去いたしました。 ○月○日○時より通夜、 ○月○日○時より○○○○で葬儀の予定です。 宜しくお願いします。 書状による死亡通知 父 ○○○○ 儀 ○月○日 午後○時○分 老衰のため○○歳の天寿を全うしました ここに生前のご厚誼を感謝し謹んでご通知申し上げます。 追って 来る○月○日○時より○時まで○○会館において 告別式を営みます 令和○年○月○日 喪主 ○○○○ 親族一同 お悔みの挨拶 ■この度は、誠にご愁傷さまでございます。 突然のことでさぞお力落としのこととお察し致します。 ■この度は、誠に残念なこととなりまして、心からお悔やみ申し上げます。 ■突然のことで、お慰めの言葉もございません。 心よりご回復を祈っておりましたのに、本当に残念でなりません。 死亡広告 父 ○○○○ 儀 かねてより病気療養中のところ ○月○日 午前○時○分永眠いたしました ここに生前のご厚情を深謝し謹んでご通知申し上げます なお告別式は左記のとおり相営みます 一、日時 ○月○日 午後○時より○時まで 一、場所 ○○会館(所在地) 令和○年○月○日 喪主 ○○○○ 親戚一同 通夜の挨拶(1) 本日は亡き父のために、お忙しい中ご参列いただきありがとうございます。 生前お世話になった皆様方にお集まり頂き故人もさぞ喜んでいることと存じます。 お時間の許す限り、ごゆっくりお過ごしください。 通夜の挨拶(2) 本日はお忙しい中通夜にご参列頂きありがとうございます。 明日の葬儀、告別式は○時からとなっておりますのでよろしくお願い致します。 なお、遅くなってまいりましたので、どうぞお足元にお気を付けてお帰りください。 喪主(遺族・親族代表)挨拶文例 本日はお忙しいところ、また遠路(季候)にもかかわりもせず、○○○○の葬儀にご参列いただきまして、誠にありがとうございました。 また、多くの方々よりお悔みや励ましのお言葉ならびにお供物等を賜りましたことを、この場をおかりしまして厚くお礼申し上げます。 ○○○○は生前…(故人様の生前のお人柄など披露)…でしたが、丁度○年程前に発病いたしまして、以来入退院を繰り返しておりましたが、○月○日家族の見守る中で永眠いたしました。○歳でございました。 入院中は皆様方から心強い励ましやお見舞いを頂き本当にありがとうございました。 これからは残された私たち一同、力を合わせ頑張っていく所存でございます。 ○○○○亡きあとも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 簡単ではございますがお礼のご挨拶とさせて頂きます。 本日はどうもありがとうございました。 精進落としのご挨拶 無事葬儀を終える事ができました。 これも皆様のお力添えのおかげです、改めてお礼申し上げます。 ささやかではありますが、酒食を用意いたしましたので、おくつろぎのうえ精進落としをしていただきたいと存じます。 ○○○○様より、献杯のご発声をお願いします。 ・・・・・・・・・ ご指名でございますので、皆様ご唱和をお願いします。 献杯。 会葬礼状 本日は故○○○○儀葬儀に際しご多用中のところ ご会葬を賜わり誠に有難く厚く御礼申し上げます ここにご厚情を深謝し略儀ながら書中をもって謹んでご挨拶申し上げます 令和○年○月○日 住所 喪主 ○○○○ 外 親族一同 弔電への礼状 ○○の候 皆様益々ご清栄のこととお慶び申し上げます さて先般 父○○儀 死去に際しましてはご鄭重なるご弔電を頂き 厚くお礼申し上げます 早速拝眉の上お礼申し上げるところ略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます 令和○年○月○日 氏名 ○○○○ お悔みの手紙 お父様がお亡くなりになったとお聞きし ただ驚くばかりです すぐにお悔みに駆けつけるべきところですが 何分にも遠方のため 書中にてご冥福をお祈り申し上げます 心ばかりのお香奠を同封いたしましたので どうかご霊前にお供えくださいますよう お願い申し上げます 供花供物への礼状 ○の候 皆様益々ご清栄のこととお慶び申し上げます さて先般 父○○儀 死去に際しましては遠路わざわざご会葬たまわり その上ご鄭重なる御弔意ならびに御厚志に預かりまことにありがたく厚くお礼申し上げます 略儀ではございますが粗筆をもってお礼かたがたご挨拶申し上げます 令和○年○月○日 氏名○○○○ 近所の方への挨拶 この度は大変お世話になりました。 なにかとご迷惑をおかけしたことと存じますが、おかげ様で無事に終えることができました。 どうもありがとうございました。 今後ともよろしくお願いいたします。 忌明け挨拶状 時下ご清祥のこととお慶び申し上げます さて 先般は父○○の葬儀に際し ご懇篤なるご会葬いただき 且つ又ご鄭重なるお供物を賜りましてご芳志誠にありがたく厚く御礼申し上げます 本日 ○○院○○○○居士 七七忌の法要を営みました 供養の印までに心ばかりの品をお届けいたしましたので なにとぞご受納くださいませ 令和○年○月○日 住所 氏名○○○○ 年賀欠礼状の例 喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます なお時節柄一層ご自愛の程お祈り申し上げます 令和○年○月○日 住所 氏名○○○○ 寄付をする場合の挨拶状 ○○の候 皆様益々ご清栄のこととお慶び申し上げます さて先般 父○○儀 死去に際しましては遠路わざわざご会葬たまわり その上ご鄭重なる御弔意ならびにご厚志に預かりまことにありがたく厚くお礼申し上げます 尚甚だ勝手ながら故人生前の意思を汲みご厚志の一部を 社会福祉法人東京都共同募金会に寄付させて頂きましたので 何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます 法要の挨拶 光陰矢の如しと申しますが、月日の経つのは早いもので (中略) 幸いなことに後に残された私達はみな健康で、明るい日常へと立ち直りつつあります。 ささやかではございますが、膳が整いましたので本日はゆっくりおくつろぎの上、故人をお偲びいただければと存じます。 法要の挨拶状 謹啓 ○○の候貴家益々御隆昌のこととお慶び申し上げます 本年は亡父の一周忌に当たりますので 次の通り法要を営み度く 御多忙中誠に恐縮に存じますが御参列賜りますよう御願い申し上げます 敬具 記 日時 ○月○日(日)午後一時 場所 ○○寺(所在地) 氏名 ○○○○ お手数ですが○月○日迄にご返信下さいますようお願い申し上げます 以上 男性の略礼服例 スーツ(黒・濃紺・濃いグレー) ワイシャツ(白) ネクタイ(黒) 靴下(黒) 靴(黒) 女性の略礼服例 無地のワンピースまたはツーピース(黒) ストッキング(黒) 靴(黒) 子どもの喪服例/学生 学生は制服がある場合、第一礼服となります。 子どもの喪服例/幼児 紺またはグレーのブレザーやワンピース 白のシャツやブラウス 黒の靴下と黒の靴 赤ちゃんは白を基調としたベビー服 焼香の作法 焼香の回数は、宗派により1回、2回、3回といろいろな考え方がありますが、いずれにせよ回数にこだわる必要はなく、1回であっても心を込めて焼香することが大切です。 順番がきたらご遺族に一礼 祭壇に向かって一礼 香炉に香を手向ける 合掌し、ご遺族に一礼し自席にもどる 宗派ごとの焼香回数 浄土宗 特に定めがない 浄土真宗(東) 香を額にいただかず2回 浄土真宗(西) 香を額にいただかず1回 曹洞宗 2回 臨済宗 1回 天台宗 1回または3回 真言宗 3回 真言宗 1回または3回 ※ご遺族またはご自身、いずれの宗派の作法に合わせても結構です。 寺院・宗派により異なる場合があります。 数珠の持ち方 正式なものは、珠が108個で、珠を1個1個繰る事によって108の煩悩を絶つという意味があります。一般的には、珠の数が、54個、36個、27個のものが主です。数珠のかけ方は、宗派によって若干の違いがありますので、お寺様に確認しておくとよいでしょう。 浄土真宗本願寺派 真宗大谷派 日蓮宗 天台宗 臨済宗・曹洞宗 浄土宗 真言宗 玉串の作法(神式) 玉串案(玉串を供える台)に玉串を供えるときは、根もとを祭壇側に向けて供えます。 1. 玉串の根もとを右手で上から包むように持ち、左手で枝の葉を支えるように持つ。 2. 玉串案(玉串を乗せる台)の前に進み一礼。 3. 一歩前に出る。 4. 葉の先が前を向くように、玉串の向きを変えます。 左右の手を持ちかえて、根もとが前を向くように時計回りに回します。 玉串を供えてから、「二礼二拍手一礼」といって、2回拝礼してから、拍手を音をたてないように(しのび手)2度して、再び一回拝礼します。 5. 玉串案(玉串を供える台)に供え、二回拝礼する。 6. 正面を向いたまま一歩下がり、二礼二拍手一礼する。 献花の作法(キリスト教式、無宗教式等) 献花台に花を供えるときは、根もとを祭壇側に、花を手前に向けて供えます。 1. 花が自分から見て右を向くように持つ。 2. 花を持ったまま一礼。 3. 花が手前になるように霊前に供える。 4. 三歩下がって手を組んで礼拝する。信者は献花の後に十字を切ります。 信者でない人は、指を組み合わせて黙祷するか、一礼します。 5. 聖職者、遺族に一礼し戻る。 通夜振る舞いをすすめられたら 通夜振る舞いをすすめられたら、ひと口でも箸をつけるのが礼儀です。 ただしお酒はほどほどにし、長居は避けます。 年賀欠礼状を受け取ったら 年賀欠礼状を受け取ったら、こちらから年賀状を送らないのが一般的となっています。 年賀状にかわり、時候の挨拶を兼ねてお悔やみや励ましの気持ちを伝えるのがよいでしょう。 もし相手が喪中であることを知らないで年賀状を送ってしまったら、気がついた時にお悔やみを伝えましょう。 弔問者の心得 訃報を受けたら とりあえずの弔問のマナー 通夜や葬儀・告別式に参列できない場合は 弔電の申し込み方 弔辞を頼まれたら 香典の表書き 香典金額の目安 訃報を受けたら 故人が近親者の場合 平服のままで構いませんから、何はさしおいてもすぐに駆けつけ、お悔みの言葉を述べます。通夜や葬儀の準備を手伝う気持ちで出向きましょう。 故人が友人・知人及びその家族の場合 普通の間柄なら、通夜か告別式のいずれかに出席すればいいでしょう。ただし、日頃から親しくしていた場合なら、通夜の前に弔問し手伝い(世話役)を申し出るのもいいでしょう。 故人が上司・同僚及びその家族の場合 社内などで弔辞に関する規則が設けられているときにはそれに従いましょう。 とりあえずの弔問のマナー 死亡の連絡で急いで駆けつけるとき 服装は派手すぎなければ普段着のままでも失礼にあたりません。 長居は避け、簡単なお悔みを述べて通夜・告別式に出直すか、手伝いを申し出るかなどを判断しましょう。 故人との対面 自分から申し出ないというのが一般的です。 遺族に故人との対面を勧められたら、少し下がったところで両手をついて深く一礼し、冥福を祈りましょう。また、死因などは先方から言われない限り、尋ねないのがマナーです。 通夜や葬儀・告別式に参列できない場合は あらかじめ不幸を知っていても都合により参列できない場合は、代理人をたてるか弔電を打ちます。 後日弔問する場合は、一段落した頃に出向くのがよいでしょう。 香典を郵送で送る場合は、お悔みの手紙を添えて香典袋を現金書留又はマネーレタックスで送ります。 弔電の申し込み方 弔電の申し込みは、電話(局番なしの115)で行うのが一般的です。通夜の始まる前までに届くようにしましょう。弔電には「漢字電報」と「かな電報」があり、漢字電報では、文例を用意しているので、文例番号で申し込みができます。 弔電文例 例文番号 謹んで哀悼の意を表します。 0500 ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。 0501 ご逝去を悼み、ご冥福をお祈り申しあげます。 0502 ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、 心からご冥福をお祈りいたします。 0512 悲報に接し、悲しみにたえません。 心よりご冥福をお祈りいたします。 7503 ○○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。 7511 ○○○様のご逝去を悼み、ご冥福をお祈りいたします。 7512 主な敬称例 父親を 亡くされた方 ご尊父 お父様 お父上様 ご賢父様 夫の父 ご尊父様 妻の父 ご岳父様 母親を 亡くされた方 ご母堂様 お母様 お母上様 ご賢母様 夫の母 ご母堂様 妻の母 ご岳母様 (ご丈母様) 妻を 亡くされた方 ご令室様 奥様 令夫人 夫を 亡くされた方 ご主人様 旦那様 ご夫君様 子どもを 亡くされた方 お子様 ご愛息様 ご愛児様 息子 ご子息様 ご令息様 ご長男様 娘 ご息女様 ご令嬢様 ご長女様 兄を 亡くされた方 お兄様 兄上様 ご令兄様 姉を 亡くされた方 お姉様 姉上様 ご令姉様 弟を 亡くされた方 弟様 ご令弟様 弟御様 妹を 亡くされた方 妹様 ご令妹様 妹御様 祖父母を 亡くされた方 ご祖父様 おじいさま ご祖母様 おばあさま おじ・おばを 亡くされた方 伯父様 ※父母の兄・義兄 叔父様 ※父母の弟・義弟 伯母様 ※父母の姉・義姉 祖母様 ※父母の妹・義妹 弔辞を頼まれたら 弔辞を頼まれた場合は、特別な理由がない限り断らずに引き受けるようにします。 弔辞は、ふだんの話し言葉で故人に語りかけるようにします。内容は、故人の人柄や業績をたたえ、追慕と感謝の気持ちを述べ、遺族への慰めと励ましの言葉で結びます。読んでみて2〜3分程度がよいでしょう。弔辞はご喪家に保存されますので、丁寧に正確に書きますが、文章は自分の言葉でよいでしょう。 弔辞の読み方 正式には、厚手の巻紙に書き、奉書で包み、表には「弔辞」と書きます。 最近では、折りたたみ式の弔辞用紙を販売している文具店もあります。 香典の表書き 葬儀への参列の場合 宗教によって異なりますが、「御霊前」であればどの宗教でも通用します。 表書きの氏名はフルネームで記入します。また、その他の記入欄には住所や所属先も必ず書き添えてください。 連名で出す場合は3名までにし、水引の中央部分から左よりへ、目上から順に記します。 それ以上の場合は代表者の名前を中央に書き、その左側に「外一同」「外○○課一同」と書きます。この場合、別紙に全員の名前を記入して同封しましょう。 香典金額の目安 故人やご喪家との付き合いの程度や社会的地位及び年齢等により異なりますが、隣人の場合で3,000円〜5,000円、友人・知人・上司など、お世話になった人の場合で5,000円〜10,000円、親戚では10,000円以上という例が多いようです。 区分 年代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 故人 祖父母 10,000 10,000 ※ ※ 両親 ※ 100,000 100,000 100,000 兄妹・姉妹 ※ 50,000 ※ 30,000 おじ・おば 10,000 10,000 10,000 10,000 その他の親族 10,000 10,000 10,000 10,000 上司 3,000 5,000 10,000 10,000 同僚 3,000 5,000 5,000 5,000 部下 ※ ※ 5,000 10,000 勤務先社員の家族 3,000 5,000 5,000 5,000 取引先 ※ 5,000 10,000 10,000 友人・知人 ※ 5,000 5,000 5,000 隣人 3,000 3,000 5,000 5,000 (平成10年三和銀行調べ 最多回答額) ※ 印はサンプルが少ないためデータなし